Mont de Marie
モン・ド・マリー
Languedoc, France
モン・ド・マリーのワイン生産者ティエリーの目指すワインはブドウがそのままボトルに入っているようなワイン。いかに健全なブドウを収穫し、そのポテンシャルをそのままボトルに入れ込めるのかを探求しています。
彼の代表ワイン『アナテマ』はギリシャ語で、「聖絶・滅ぼす」と意味し、『社会には良くない』という事を示しています。というのも、過去50年のラングドックでは、ローカルの品種が徐々に減少し、人気の高い品種で植え替えられているのです。
生産者のティエリーはグルナッシュ・ブランも美味しいけれど、ローカル品種であるウニ・ブランやテレット、カリニャン・ブランを馬鹿にしてはいけないと思い、このキュヴェ名にしたそうです。
生産地であるスヴィナルグはとても暑く、夏は乾燥しがち。エグアル山脈と、ヴィドール川から伝わる冷気と、北風の影響で、夏の夜はとてもフレッシュ。そのおかげで爽やかで繊細なワインが出来上がります。