マス・ダントラスはコート・デュ・ローヌのアルデッシュ地方、Valvigneres村にあります。
生産者のドニとセバスチャンは4世紀以上にわたってこの村につづく家系です。
1950年代、彼らの両親は農協に葡萄を売っていましたが、1980年にマス・ダントラスをスタートさせました。現在はグルナッシュ、シラー、カリニャン、カベルネソーヴィニヨン、ソーヴィニヨンブラン、ヴィオニエなどを23ヘクタールの畑で栽培しています。
2009年には完全に農薬の使用をやめ有機栽培にしました。
畑の作業はできるだけ人の手によって行うため知人や家族総出による作業です。
葡萄は除梗し、大型のコンクリートタンクに投入され醗酵が始まります。
発酵の状況は収穫時の気温やその年の環境によって大きく変わる為、テイスティングや、分析をしながら慎重に判断をします。
特に収穫時の気温には注意を払っているようで、例えば収穫時が涼しい気候の場合、醗酵を高めの温度管理で行います。
また、グルナッシュ、カリニャン、シャルドネ、ヴィオニエのキュベは瓶詰に至るまでSO2の添加ゼロで仕上げられます。(年によって添加あり)
マス・ダントラスは自然栽培や醸造、ある程度の近代的な方法も取り入れバランスよく美味しいワイン造り上げています。
その味わいはのど越しナチュラルで果実味たっぷり、そして爽やかなテイストで、なおかつ安定感のある綺麗な仕上がりとなっています。
マスダントラスが所有するシャルドネ100%。
非常にアロマティックなシャルドネはパイナップルや黄色い花のような爽やかな香りと白こしょうのようなスパイス感、繊細な果実味と酸が心地よいワインです。
ほどよい苦みと塩気が食欲をそそる、バランスのよさ。
フレッシュな酸がありながら、まろやかな果実味と程よい苦みと塩気もあり、アペリティフから魚料理まで幅広く合わせていただける味わいです。
【おすすめチーズ🧀】
ル・シャルトリュー(Le Chartreux)