2010年、ステファンはレイヨン(Layon)の丘の中心部にあるフェイダンジュ(Faye d’Anjou)に、半ば放置されたワイナリー、住居と、休耕地の丘の中腹にある大きな農場を発掘しました。
2011年に、彼はワイン商人としてパートタイムの仕事を続けながら、2ヘクタールのフェルメデモンベノーで実際にワイン造りを始めました。
現在、ステファンは6.5ヘクタールの畑でブドウを栽培しており、そのうち2.5ヘクタールの若いブドウは少しずつワインとして使われ始めています。
彼は、アマチュアが多くの新星を認識する「エンジュエコネクション」と呼ばれるアンジューの若い天然ワイン生産者の集団の一人として期待されています。
ラ・フェルメ・デュ・モン・ベノーでは、収穫はすべて手作業で行われ、収穫前にすべてのブドウの木を調べて房に触れている葉を取り除き、必要に応じて房を分離するという非常に重要な作業が行われます。そうすることにより、収穫ははるかに簡単で、より正確で、より速くなるのです。
ロワール地方ではあまり馴染みのないカベルネ・フランを使用した白ワイン。カベルネ・フランは黒ブドウで、赤ワインが造られることが多いですが、こちらはいわゆる【ブラン・ド・ノワール(黒ブドウから造られる白ワインのこと)】です。
ブドウは早摘みで、ハーブのような香りが出始めたら収穫されます。
骨格、飲みごたえがしっかりあり、白のみで作られる白ワインにはない、ブドウの皮のニュアンスが余韻に感じられます。
2%ほど混ぜられたシュナンブランが味に優しさと奥行きを与えて柔らかい印象に仕上がっています。
【おすすめチーズ🧀】
・ベトマル
・マンステール
・コンテ
【おすすめ料理🍳】
・貝料理
・豚肉や鶏等
・ラクレット