La Lune(フランス語で月)をもとにした蔵元名。月はビオディナミ栽培にとって欠かせないものだそうで、月の形やポジションによって栽培の色々な作業を決めているそう。
生産者クリストフ・フーシェは元々工場機械のエンジニア。時間ができると、ボランティアで障害のある子供たちの世話をしていました。そんな中「自然の中で仕事がしたい。」と、義理のお父さんの畑でぶどう栽培を始めました。
最初は農協へぶどうを販売をしていましたが、2002年より自分のワインを造り始めました。収穫以外はすべて彼一人。楽しみながら取り組んでいるのも特徴です。
樹の競合が最適になるよう、独自の考えで一畝ごとに雑草を残しているため畑は縞模様。ソーヴィニヨン・ブランなどを栽培しています。また、一人で作業をしているので生産量は非常に少ないです。彼の絶対的な感性で選んだぶどうしか、ワインにしない。ぶどうの段階で自分の美学にそぐわない房を売っ
てしまうほどのこだわりぶり。
コットンキャンディのような優しい繊細な泡と、赤い果実の程良い酸味が口いっぱいに広がります。
Bulles(フランス語で泡、スパークリング)と蔵名Lunotteをかけ合わせたワイン名もかわいらしいですね。
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