からすみのようなその鮮やかなオレンジ色と味と香りで、多くの日本人にも愛されているミモレット。癖のすくない、おだやかな味わいが特徴です。熟成が進むとより一層香りが増し、セミハードチーズらしい硬さも現れて、驚きの美味しさを感じていただけます。熟成期間の違うミモレットを食べ比べして、また一味違った楽しみも!
ミモレットは、オランダで有名なチーズ、エダムを真似てフランスで作られたと言われています。エダムとの違いを出すために、色を鮮やかなオレンジにしたとか。ミモレットという言葉の意味は、「半分柔らかい」。その名の通り、熟成が若いミモレットは柔らかさもあり、食べやすいですが、熟成期間によって味わいや食感、硬さが変わってくるのも特徴です。熟成が深いミモレットは、濃厚で、からすみのような香り、そしてこれぞハードチーズだ!といわんばかりの心地よい硬さを感じることができます。
ミモレットは、元々ついている包装紙にくるむか、ラップなどで包んであげて密封できる容器に入れ、冷蔵庫で保管します。冷蔵保存していても、風味が変わったり劣ってしまわないうちに、早めに食べるのがよいでしょう。
チーズナイフで、薄くスライスすると風味をより感じることができますが、すりおろしたり、ブロック状にカットしてもそれぞれまた違った美味しさを感じることができます。様々な切り方をぜひお試しください。
ミモレットには、爽やかな味わいの白ワインがぴったり。アペロタイムにいかがですか?