アイボリー色の生地と白からアイボリー、オレンジがかった外皮が特徴のピレネー山脈の国民的チーズ。
スペインとの国境近く、バスク地方を代表するハードタイプチーズで、オッソ―渓谷とイラティの森に因んで名前が付けれられました。
ひと玉5㎏の大きさで、外皮に刻印される羊の顔のマークにはそれぞれ意味があります。
· 横向き= 殺菌乳
· 正面= 無殺菌乳
· 正面 + 森のマーク & エーデルワイス= 無殺菌乳で、山で作られる
ホールで見ることがあったら、ぜひ注目してみてくださいね!
オッソー・イラティチーズは、バスク地方とベアルンの牧歌的なチーズの伝統に端を発しています。
ピレネー山脈西部での誕生した最初の痕跡は、新石器時代にさかのぼります(オッソーの谷で7000年前にさかのぼる墓と羊飼いの道具が見つかったそうです)。
チーズは、多くの賃貸契約や売買契約で下取り価格として頻繁に使用されていたことがわかっており、さらに、自家消費用の羊のチーズの製造は、群れと羊飼いの所有者の主な収入源の1つでした。
オッソーイラティは1980年にAOCを取得、AOPは1996年に承認されました。
ナッツのような香ばしさと、しなやかなテクスチャー、切ると柔らかに香るミルクの甘みがオッソ―イラティの最大の特徴。
こちらのページでオッソ―イラティのオモニエールのレシピも公開していますので、ぜひお試し下さい!